小説 その5
大地はそう言われた時、ふと思い出した。"ティガレックス"だ。
ティガレックスがいる時点でここが大地のいた世界で無いことが分かる。
大地「何故それを?」
ネコート「フム、なかなか良い質問だ。だが、貴公にはまだ真実を知るのは早かろう。」
大地「え!?な、なら!!僕はどうしたらいいのですか?」
ネコート「・・・。貴公がこの世界に来たのには何か理由があるはずだ。
見たところハンターの格好をしているところを見ると・・・。」
大地「見ると・・・?」
ネコート「ハンターになるしかなかろう。この世界がそう決めたのだ。」
大地「僕がハンターに?」
ネコート「まずはそこの訓練所で基本を学ぶと良い」
大地「分かりました。ありがとうございます。」
大地はそのまま訓練所に入っていった。
村長「ネコートさんや、彼と何を話していたんだい?」
ネコート「帰ってきましたか村長。村長、彼は将来化けますよ。」
村長「ならあの子に頼もうかねぇ・・・。」