小説 その4

テオ・テスカトル

大地「よし、村長さんの所に行ってみよう。」

大地は数歩前に進んだが急に立ち止まった。

大地「そういえば村長さんってどこにいるんだ?」

大地はすぐ近くにあった店の人に聞いてみた。

大地「あの、すみません。村長さんがどこにいるか分かりますか?」

鍛冶屋「ん?村長さんなら・・・」

猫「ニャ!!心外だニャ!!ニャが教えるのニャ。このカルタ様に任せるニャ!!」

大地は初めてしゃべる猫を見た

カルタ「村長さんにゃらそこにいるニャ。感謝するニャ」

大地「あ、ありがとう。」

大地は村長さんの所に向かっていった。

大地「村長さん!!」

村長「ファ?あぁ、話は聞いておるよ。大地君。」

村長「でも、残念だが今から弟の所に行く約束があってのう・・・。そうじゃ!ネコートさんや〜」

ネコート「何でしょうか村長?」

村長「ちょっとこの子に村のことを教えてやってくれんか?」

ネコート「承知した」

ネコート「では、早速・・・ん?」

ネコートさんはこちらをジーッと見つめてきた。

ネコート「フム、貴公はこの世界の住人ではないな?」

大地「え!?」